第11回銀賞
銀賞:ぽんず様
エピソード内容
私は自動車学校で教官をしているのですが、高速教習での「あおり運転」の話です。
本線に入る前のランプを生徒が怯えながら走っていました。標識には40km/hとありましたが、30km/hぐらいで走っていたと思います。私も「もう少しアクセル踏もうかー」とハンドルを補助しながら助言はしていたのですが、助手席側にはアクセルはついていませんので、思うように加速できませんでした。そこに後ろからセダンタイプの車が接近してきて、ベッタリとくっついてきました。そして何回もクラクションを鳴らしたり、長ーーーーーくクラクションを鳴らしてきたりが続きました。生徒もそれにさらに怯えたせいか、アクセルが余計に踏めなくなり、30km/h出すのがやっとだったと思います。後続車には申し訳ないと思っていたので、ずっと手を挙げて謝っていました。やっと本線に合流し、セダンの車も追越車線に移動したのでその際にも手を挙げて謝りましたが次の瞬間、後続車だった車が私たちの目の前に車線変更し、思い切りブレーキを踏んできたのです!私もすぐさま補助ブレーキを踏み、追突などはしませんでしたが、恐怖と怒りで変な汗をかきました。何よりそんな体験をさせてしまった生徒に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
まだその頃は「あおり運転」という言葉が今みたいにメディアに取り上げられていない時でしたが、身をもってあおり運転の恐ろしさを知った体験でした。
この体験を伝えていき、「安全な運転」プラス「優しい心」を持てるドライバーの育成に日々取り組んでいこうと思います。
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