第11回応募34
佐々木俊介様
エピソード内容
20年くらい前の学生時代、ゼミのメンバーと夏に海へ泊りがけで旅行に行った時の出来事です。
前日に湯河原の海でたっぷり遊び、夜は宴会で寝たのは明け方。睡眠時間は2時間くらい。
翌日はボーリングを行い、昼食を食べて午後に現地解散でした。
車で来ていた友人に、小田原駅まで送ってもらうことになり、私と運転する友人、ゼミのメンバー他2人が車で駅に向け出発しました。
前日からの疲れもあり、車に乗り込むとすぐに睡魔が襲ってきましたが。後部座席を見ると、2人の友人はいつの間にか眠っていましたが、助手席に乗っている私が寝てしまっては、運転している友人に申し訳ないと思い、眠気をこらえながら友人に話しかけていました。
車を走らせ、小田原市内の看板が目に入り、もう少しで着くと気が緩んだこともあり、私も口数が少なくなりましたが、もう大丈夫だろうと思っていました。
市内に入り、若干の渋滞にはまりました。
その時の速度は、おそらく数キロも出てないくらいだったと思います。
信号待ちの車の後ろにつくと思い、眠りに落ちかけつつも前を見ていると、前の車の後部がどんどんと眼前に迫ってきました。
慌てて運転している知人を見ると・・・。
居眠りをしていました。
とっさにサイドブレーキを引こうと思いましたが、体が動かず、そうしているうちに前の車の後部に、コツンと当たってしまいました。
不幸中の幸いなのか、スピードが全く出ていなかったこと。また、前の車の方が社用車であり、傷もついてないから気にしなくていいよ、とおっしゃっていただき事なきを得ました。
もしこれが、市街地に入る前の、海沿いのカーブが多い道でだったら。渋滞がなく数十キロで走行中のことだったら、などと思うと今でもぞっとします。
自分が運転をするようになり、眠い時は無理せず運転しない、というのがこの時に得た教訓です。
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