キャンペーン 2018年12月14日 takahashi

第8回金賞

金賞:あやん様

エピソード内容

私が免許を取ったのは28歳。
長男が生まれ、仕事復帰した直後でした。
30も近かったし、夫や両親、友人の助けもすぐに得られる環境だった為、不便もなく免許は全く取るつもりはありませんでした。
当時は保育士の仕事をしていて、子育て支援業務に配属中。同い年の利用児の保護者さんがいました。彼女は、実家も遠く、ご主人も夜勤のある仕事なので、子どもに何かあった時の為に免許を取りたいと悩んでいました。今なら紹介キャンペーンがあるから、今行かないといけない！と、意気込んでいた彼女。その時はキャンペーン内容は聞かなかったものの、そんな話を聞いて、全く免許を取る気持ちが無かった私ですが、恵まれている環境だとも話さず免許は早く取りたいねー、よし、免許取りに行こう！！どっちが早く取れるかなー！と、適当に話を合わせて、盛り上がる盛り上がる。すると、早速教習所に通いだした彼女。そして、大きなお世話の紹介キャンペーンカードをプレゼントしてくれました。紹介カードを持参すると教習所で必要な写真撮影が無料になるとのこと。そして、紹介者には500円のQUOカードプレゼント！
この、保護者さん、その500円QUOカードが欲しくて、毎日毎
日、支援施設を利用しては、QUOカード絶対欲しいからよろしく！の催促が始まりました。寝ても覚めても、早く行ってくれないと困るーー！と、迫る迫る。
今更、あれだけ、話をして盛り上げておきながらも、たかだか500円のQUOカードでそんなに催促しなくても、と思いつつ、やはり後ろめたさ。。。
免許は取る気がないとも言えず。催促もありましたが、自分の立場も考えずに、適当に話をあわせた、後悔と、失礼だったという申し訳なさから、結局紹介キャンペーンを、利用し教習所へ通う決意をしました。施設利用者さんは、後日届いたQUOカードに大喜び。感謝感謝！感謝！と、連呼でした。そんなに感謝されるの！？と、逆に謙遜しつつも、まぁあって損はないし、良いきっかけということで、考え直し、真剣に教習所通いしました。
そして、私たちはお互い無事に免許取得！あの時、あの利用者さんの500円QUOカード催促が無かったら、間違いなく教習所には通っていません。今では、車がない生活は考えられず、本当にあの時のQUOカード催促があってよかった！と、心から思います。子どもさんが幼稚園に通う頃には、施設利用がなくなった利用者さんでしたが、
仕事を退職後に、その利用者さんとは、子どもの通う小学校が同じ縁だったことから、再会し今では仲の良いママ友になりました。いまだに、その時の500円QUOカードでずっと気になっていたコンビニで高級スイーツを買えたと、嬉しそうに話している彼女。どうしても、そのコンビニスイーツが食べたくて、私に早く行くように促していたそうです。たかが、500円。されど500円。彼女、ホテルの3000円高級ランチには何度でも行くのに、コンビニスイーツは夫に申し訳ないと躊躇うそうです（笑）その違いは、なんなん！？と、不思議ではあります。。（笑）
地方出身の彼女は免許取得後は、大阪の都会の道は怖いと、車には結局乗っていないそうですが、まぁ、私はすっかり運転出来て良かったと思う生活に変わり車がない生活は考えられないほどになりました。彼女のコンビニスイーツの為の500円QUOカード欲しさにですが、催促され続けて、良かったかな。。と、今は感謝しています。
そんな、私の教習所通いのきっかけ話でした。

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