トラック運転手をやめたい方へ対処法やステップアップを紹介します
トラック運転手として働いている方のなかで、もうやめたいと考えている人もいるでしょう。女性で金銭的な事情や体力的な事情、人によって事情は様々あると思いますが、まずは自分がなぜやめたいと考えているかをはっきりとさせましょう。理由によってはトラック運転手自体をやめなくても、会社を転職することで解決できるかもしれません。
まずは理由をはっきりしよう
トラック運転手をやめたいと考えている人は、まずは理由をはっきりとしましょう。理由がはっきりとしないまま、やめたいと漠然と考えていると、気持ちが後ろ向きになって会社に行くこと自体が嫌になったり、業務全てが嫌になったりと悪循環に陥ってしまいます。
特に会社自体に問題がある場合は、転職をすることで解決することが可能です。今回は転職をすることで解決できるケースについてご紹介いたします。
女性で給料が低い場合
給料が低くて困っている場合、転職をすることで解決することができるケースがあります。給料の高い低いは周りとの比較で決まりますので、トラック運転手で稼ぐことが難しいほどの給料がほしいという方は、別の職種に変える必要がありますが、現在の職場がトラック運転手の給与相場に比べて低い場合、転職をするだけで給料面が大きく改善されるケースもあります。
具体的に相場をご紹介します。まず大型貨物自動車運転手の相場ですが、企業規模が10人から99人の会社で年収427万円、100人から999人の会社で471万円、1000人以上の会社で474万円となっています。次に常用普通、小型貨物自動車運転者の平均が、企業規模10人から99人の会社で年収365万円、100人から999人の会社で330万円、1000人以上の会社で453万円となっています。
あくまで厚生労働省の統計ですが、年収が大型で400万円以下、中型以下で300万円以下の場合、転職することで給料面を大幅に改善することができる可能性があります。
労働時間が長すぎて辛い場合
トラック運転手は一般の仕事に比べて拘束時間の長い触手となっておりますので、「9時から17時までの仕事を探したい」という方には少し難しいかもしれませんが、睡眠時間が取れないほどの拘束時間に悩んでいる方であれば転職によって改善可能です。運送会社の中には法で定められた基準を守っていない会社があり、そのような会社の場合、かなり過酷な拘束時間で働かされている人も少なくありません。
目安として拘束時間が12時間を超える場合、転職を考えたほうが良いでしょう。
業務が嫌になった場合
トラック運転手は体力の必要な仕事で、業務内容自体がいやになってやめたいという人もいるでしょう。しかしながら、業務の土の部分が嫌になったかによって、職種を変えて働き続けることができるケースがあります。
長距離運転し続けるのが辛いという方であれば、小型のトラックドライバーとして働くことで、トラックを降りての作業をはさみながら仕事をすることができますし、頻繁に荷物を積み下ろしするのが辛いという人は、大型や中型のトラック運転手として長距離の業務を行うことが可能です。また、特に女性の方など、重量物の積み下ろしが厳しい場合、軽貨物配送ドライバーとして働くこともできます。
トラックのサイズを上げるためには免許の取得が必要ですが、会社によっては取得のサポートをしてくれるところもありますので、求人を探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は女性も含めトラック運転手をやめたいと考えている人に、理由によっては転職で改善することができる内容をご紹介しました。給料が異常に低かったり、拘束時間が異常に長かったりする場合、その会社自体に問題があるケースは珍しくありません。女性も含め転職をすることで労働環境を改善して働くことが可能ですので、ぜひ検討してみてください。