トラックドライバーのメリットや大変なところ
トラックドライバーのメリット
トラックドライバーの最大のメリットは、お客様を乗せず一人で運転に集中できるということです。
平均年収は、350万円程度になっています。
トラックドライバーの場合、車内にお客さんや別の同乗者はおらず、基本的には運転中は一人です。
「人に囲まれて仕事をするのが嫌」「接客が苦手なので運転だけしたい」「一人で気楽に運転したい」といった方には、この上ないドライバー職と言えるでしょう。
ただし会社によっては同乗者を乗せる場合があったり、また積み降ろしや配達の際にはコミュニケーションが必要になることもあるため、完全に一人で行う仕事という訳ではありません。
その点は頭に入れておく必要があります。
また積み荷のなかには重いものも多くあるため、あまり肉体労働をしたくない方や腰痛持ちの方にはおすすめできません。
トラックドライバーの大変なこと
・体力勝負
長距離を走るとなれば、集中して運転し続ける精神力が必要ですが、さらにトラックドライバーは貨物の積み下ろし作業もあり、これが最も厳しいという声も聞かれます。
重い貨物を毎日持ち運ぶうちに、腰をやられてしまう人もいるようです。
・時間厳守のプレッシャー
トラックドライバーは「時間」を守ることが求められます。貨物を決められた時間までに目的地へ運ばなければ、物流が滞ってしまうからです。
予期せぬ渋滞などに巻き込まれてしまった場合は、休憩時間を短縮して走らなければならないこともあります。「法定速度の順守」と「時間厳守」の狭間で、神経をすり減らす日も少なくありません。
トラックドライバーのやりがい
・日本の物流を支えている実感
トラックドライバーの場合、タクシーやバスのようにお客さまを乗せて走ることはありません。しかし、もしトラックドライバーがいなければ、日本全国大勢の人が困ってしまいます。
スーパーやコンビニに当たり前のように並んでいる商品も、エネルギー源として欠かせない石油やガスも、個人がネットショッピングで注文した小さな商品も、ありとあらゆるものがトラックによって運ばれているのです。
万が一、トラックが動かなくしまえば、世の中はたちまち大騒ぎになるでしょう。
日々の仕事は地味なものでも、自分の仕事が見えないところで大勢の人の役に立っていると感じられるのは、トラックドライバーならではのやりがいです。
また、担当する仕事によっては、日本全国あらゆるところを走れることも、トラックドライバーのやりがいと言えるでしょう。