バスドライバーの基本情報
バスドライバーの平均データ
※厚生労働省調べ
営業用バス運転者
労働時間 | 169時間/月 |
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超過労働 | 40時間/月 |
月額給与 | 308,300円 |
年間賞与 | 555,700円 |
平均年収 | 4,255,300円 |
バスドライバーの1日
とある路線バス会社に勤めるドライバーのある1日(早番)
04:30 出勤
点呼を受け、その日に担当するバスや路線の状況を確認。アルコールチェックも行います。
05:00 車両点検
バス車両の点検を行います。エンジンが正しく作動するか、タイヤやミラーなどに不具合がないかなどを決められた方法でチェックし、上司に報告。
06:00 乗務開始
バスにのって運行を開始します。1時間半〜3時間程度走ると休憩が入ります。
12:30 昼食
14:30 運行
お年寄りも多く乗車されるため、車内の様子には常に気を配ります。
18:30 乗務終了
終点では全てのお客さまが下車したことを確認し、忘れ物がないかをチェックします。
19:00 営業所へ入庫
給油を行い、洗車をしてその日の報告を行い、再びアルコールチェックを行って業務終了です。
19:30 帰宅
夜行バスの場合
20:00 出勤
点呼とアルコールチェックを受け、乗務を担当するバスの車両と路線を確認。この日はペアで仕事をするため、もう一人の乗務員に挨拶します。
20:30 車内で準備
バス内に移動し、運転に必要な地図や、お客さまにサービスするためのおしぼりなどを準備します。
20:45 車両点検
細かく定められた項目に沿って点検を行います。
21:30 出発
出庫してお客さまを迎え、いよいよ出発です。
24:30 乗務交代
決められている運行手順に従って、もう一人の乗務員に運転を交代します。運転していないドライバーは仮眠室で休憩をとります。
06:30 目的地に到着
お客さまがすべて降りたあとは、営業所へ回送となります。車内と車両の点検を行います。
07:15 入庫点呼
アルコールチェックと入庫点呼を行い、勤務終了です。この日も夜から勤務となり、お客さまを乗せて前日の出発地へと戻ります。
バスのドライバーの年収・給与
バスドライバーの年収は400万円前後が多い
一見すると、求人数の多さ、就職の難易度に比べて年収が多いように見えますが、それだけ労働時間は長く、休日出勤もあります。
バスドライバーは人手不足で、基本的に一人一人に対して労働時間は長いです。そのため、基本給を低くして、残業代で稼がせる方式にしている会社が多いです。
休みは月に4日、1日の拘束時間は10時間以上、誰かが休んだら代行を頼まれる…といった風に勤務時間はとても長いです。
この仕事は待遇面の「官民格差」が大きく、全体として民間のバス会社よりも、公営のバス会社のほうが給料は良い傾向にあると言われています。
経験を積むと基本給が上がっていきますが、配属先の営業所や担当路線によっても、その額は異なります。