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健康なくして安全な運転はなし

 

ドライバーは、日頃から健康管理に人一倍気を付ける必要があります。大切な貨物を運んだり、人の命を預かる仕事ですから、まずは自身が健康でいることが最も大切です。
しかし、ドライバーによる乗務中の事故報告は絶えず、死傷事故のような重大な事故も毎年のように発生しています。
事故の原因は居眠り運転であったり、疲労や過労によって集中力を欠いてしまったりなどさまざまですが、持病による突然の心臓発作などを起こしてしまう人もいるようです。
こうしたことから、運送業界の各企業では、年に1回あるいは2回の健康診断が義務付けられています。
また、健康診断の徹底に加え、毎回の乗務前にも簡単な健康チェックを取り入れる企業が増えており、業界全体で無残な事故を防ぐための取り組みがなされています。
なお、さまざまな場所へ行くドライバーは、勤務中どうしてもコンビニなどの外食が増えがちで、運動不足にもなりやすい職業です。
肥満や生活習慣病を予防するためにも、休みの日などには積極的に身体を動かし、健康に気を配る必要があります。

 

 

睡眠時無呼吸症候群に注意

 

皆さんは、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」という病気をご存じでしょうか。
この病気は、何らかの原因によって就寝中に呼吸が止まることで身体に必要な酸素が送り込まれず、さまざまな臓器に影響を及ぼしたり、良質な睡眠がとれないことから、日中に耐え難い眠気に襲われてしまう可能性が高まるものです。
SASにかかっている人の居眠り運転による交通事故率は、健常者の7倍にも上るといわれています。
SASは治療を受ければ治すことができますが、ドライバーにとって、SASは命にもかかわる大変な病気だという認識を持つ必要があります。
交通事故や災害事故を防ぐためにも、ドライバーは勤務を始める前、また定期的に自身がSASにかかっていないかを検査し、もし必要があれば適切な治療を受けることの必要性が強く訴えられています。